アジア大会クラッシュで黒木七都美が銅メダル、地元・愛知名古屋で健闘
アジア大会クラッシュ黒木七都美が銅、地元名古屋で健闘

アジア大会の格闘技クラッシュが27日、名古屋市の愛知県武道館で始まり、同大会初出場となる愛知県岩倉市出身の黒木七都美選手(29)(杉塗工業)が女子57キロ級に登場し、銅メダルを獲得した。

柔道経験を生かしたクラッシュ挑戦

クラッシュは柔道に似た格闘技だが、寝技はできず、立った状態での投げ技で勝敗を競う。黒木選手は子どもの頃に柔道を始め、中学、高校、大学、実業団で活動。脚のけがで柔道を引退したが、アジア大会が地元・愛知で開かれ、クラッシュという競技があると知り、昨年から練習を始めた。

母の写真と地元の声援を背に

この日は、2年前に亡くなった母・美江さんの写真を持つ父・清和さん(61)や友人たちが見守る中、キルギス、ウズベキスタンの選手たちを破って準決勝に進出。準決勝では「七都美、ファイトォ!」「なっちゃん、がんばれ」という大声援を受けながら健闘した。

惜しくも準決勝で敗れ、銅メダルが決まると、「相手は上手で、力も強かった。研究不足で、何もできずに終わったという感じです」と悔しさをあらわにした。一方、観客席からの応援については「地元で試合ができてよかった。力になりました」と笑顔を見せた。

父が娘の健闘をたたえる

清和さんは「クラッシュを始めて1年なのに、大きな大会でメダルを取ってくれた。よくやった。お疲れさま、頑張ったな、という言葉しかない」と娘の健闘をたたえていた。