西鉄バス「江見線」9月末で運行終了、10月から佐賀市・神埼市・みやき町が共同運行へ
西鉄バス江見線、9月末で終了 10月から3市町が共同運行

佐賀市と福岡県久留米市を結ぶバス路線「江見線」(26.2キロ)について、西日本鉄道のグループ会社「西鉄バス佐賀」(佐賀市)が今月末までで運行を終了し、10月からは沿線自治体の佐賀市と佐賀県神埼市、同県みやき町が共同で運行する。通勤や通学などを目的とした利用者らの利便性を確保するため、沿線市町による運行で路線を存続させる。

運転手不足で運行終了を申し入れ

同社は2024年2月、深刻な運転手不足を理由に、沿線自治体へ2025年9月末まででの運行終了を申し入れた。これを受け、県と沿線3市町は共同でバスの利用実態を調査。職員が実際にバスに乗って利用者の声を聞くなどした。

調査は平日と土曜の計3日間実施。1日あたり平均約500人の利用があり、利用目的は通勤が約31%、通学が約14%と続いた。路線を廃止した場合の代替交通手段の確保も難しいことから、3市町は同社に運行の存続を求める要望書を提出。同社は廃止時期を1年間延期していた。

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10月以降の運行体制と負担割合

10月以降の運行は、入札で選定されたジョイックス交通(神埼市)が担当する。佐賀側の起終点がこれまでの佐賀第二合同庁舎から佐賀駅バスセンターに変更されるが、それ以外は現在の運賃、停留所、運行本数が引き継がれる。

総事業費は、31年度までで3億5168万円と算出しており、運行距離に応じて佐賀市が26.9%、神埼市が31.2%、みやき町は41.9%をそれぞれ負担する。

3市町のうち、佐賀市交通政策課の担当者は「江見線は地域住民の日常を支える路線。利用者の生活に支障がないように対応したい」としている。

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