愛知・名古屋アジア大会の体操男子個人総合で、中国の張博恒選手が優勝し、日本の岡慎之助選手が銀メダル、橋本大輝選手が銅メダルを獲得した。表彰台をアジア勢が独占し、世界トップレベルの戦いが繰り広げられた。
表彰台を独占したアジアの実力者たち
表彰台の中央に立ったのは、パリ五輪銀メダリストの張博恒選手。2位にはパリ五輪金メダルの岡選手、3位には東京五輪金メダルの橋本選手が並んだ。五輪メダリストが上位を占める結果となり、アジアのレベルの高さがうかがわれた。
5種目を終えた時点で、第2グループ首位の張選手から3位の橋本選手までのポイント差は0.6だった。日本勢2人のゆかの点数が伸びないのを確認し、鉄棒の演技を無難に終えた張選手が逃げ切った。
「アジアのトップが世界のトップに」と橋本選手
橋本選手は「アジアのトップになることが、世界のトップになる日が近づいている」と語った。また、「優勝することがすごく難しい。でも、ハイレベルな戦いがアジアで出来ていることがうれしい」と述べた。
岡選手は「この3人のライバル関係が、長く続いてほしい」と話した。張選手も「激しくて興奮する戦いだった」と振り返り、競い合いを歓迎する気持ちが3人から伝わってくる。
2年後のロサンゼルス五輪へ
今回は予選がなく、すぐにメダルが決まる方式だったこと、団体の予選を兼ねており大きな失敗は避けたいこと、10月に世界選手権を控えることなど、調整が難しい要素があった。それでも、3人のしのぎ合いは続き、2年後のロサンゼルス五輪に向けて熱い戦いが期待される。



