全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は2日、ソフトボール男子とテニスが新たに加わり、計12競技が6府県で開催された。体操女子個人総合は相愛(大阪)の1年、西山実沙が頂点に立った。男子団体は清風(大阪)が連覇を果たし、女子団体は相愛が初優勝。バスケットボールは男子が福岡大大濠(福岡)、女子が京都精華(京都)の優勝。相撲団体は鹿児島実(鹿児島)、少林寺拳法女子組演武は大産大付(大阪)の岩田笑、仲川実希(ともに2年)組が連覇を飾った。
段違い平行棒で見せた冷静な判断
西山が競り勝った原動力は段違い平行棒だ。前日の予選で落下した反省から、技の難度を下げて確実性を優先。得意の跳馬でも着実に得点を伸ばし、2位には高校の先輩でパリ五輪代表の中村遥香(3年)が続いた。その差は0.35点だった。
「どちらも優勝できてうれしい」と西山は、はにかんだ。
新星も感じた重圧
4月の全日本個人総合選手権と5月のNHK杯で連勝し、愛知・名古屋アジア大会や世界選手権の切符をつかんだ西山。それでも同世代が集う総体では「緊張感でいっぱいだった」と明かす。どんな試合でも「優勝を意識する気持ちは同じ」だからこそ、実力を出し切れた。
試合後は「焼き肉が食べたいです」と無邪気な笑顔ものぞかせた。
「団体優勝をつないでいきたいし、個人総合も3連覇できるように頑張る」と西山。はじける笑顔で、次なる目標を見据えた。



