インターハイカヌー男子スプリント、水俣・大沢風季がカヤックシングル500mで3位 地震でフェリーで兵庫入り
インターハイカヌー男子スプリント、水俣・大沢風季がカヤックシングル500mで3位

全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は2日、新たにソフトボール男子とテニスが始まり、計12競技が6府県で行われた。カヌー男子スプリントでは、水俣(熊本)3年の大沢風季選手がカヤックシングル(500メートル)で3位に入った。

後半のスタミナ強化が実る

大沢選手は昨年の総体で課題として浮き彫りになったレース後半のスタミナを、冬場から強化してきた。その成果が出て巻き返しを図れたものの、「もう一息伸びが足りなかった」と悔しがった。

地震でフェリーに変更

地震が発生したのは、総体会場の兵庫県豊岡市に向けてカヌーを運ぶトラックが出発した3~4時間後のこと。選手は新幹線で移動する予定だったが、急きょ宮崎県からフェリーで神戸市に渡り、そこから会場入りした。

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到着が1日遅れたため、カヌーの方が先に到着してしまっていたが、他校の選手らがトラックから降ろしてくれていた。監督で父親の基夫さん(45)は「ちょっとでもタイミングがずれていたら、ここには来られていなかった。選手には『感謝しながらレースに出よう』と伝えた」と明かす。

次は得意の200メートル

大沢選手は「今まで当たり前だと思っていたことが、当たり前じゃないことに気づかされた」と話す。次は得意の200メートルを控え、「熊本の人にいい成績をとって勇気を届けたい」。目指すのは優勝しかない。

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