梅雨明け以降、佐賀県内で少雨と高温が続き、農作物への影響が深刻化しているとして、JAグループ佐賀は3日朝、佐賀市の佐嘉神社で雨乞いの神事を行った。
JAグループ佐賀としての神事は初めて
神事にはJAグループ佐賀の代表者6人が出席し、神職が祝詞を読み上げた後、JA佐賀中央会の楠泰誠会長が玉串を奉納した。
報道陣の取材に応じた楠会長は「ダムの貯水率が低下し、特に県西部に水がない状況だ。水稲の収穫もこれから始まるので、とにかく、まとまった雨が降ることを願っている」と話した。これまで各地域で神事を行うことはあったが、JAグループ佐賀として行うのは「知る限りでは初めて」という。
伊万里市や有田町で稲が枯れる被害
出席者によると、伊万里市や有田町では一部の水田で水が不足し、稲が枯れる被害が出ている。また、平野部で大豆の発芽率が低く、生育が遅れるなどの影響があるという。
8月の降水量は統計開始以来最少
佐賀地方気象台によると、佐賀市の8月の降水量は3ミリで、統計が残る1890年以降で最も少なかった。県内のほかの観測地点でも、ほとんどで8月の降水量の最少記録を更新した。



