福岡県中間市の定例市議会で3日に行われた一般質問で、市が実施した2事業の発注方法が不適切だった疑念があるとの指摘があり、福田健次市長は第三者をまじえて経緯を検証する方針を示した。
発注の経緯と指摘
2議員から経緯を問われた市側の答弁によると、事業は2施設の空調改修工事で、昨年度の同時期に公募型プロポーザルによって受注者を決めた。見積もりをそれぞれ1社から取ったうえで、市役所の掲示板と市ホームページで公示し、約1か月半後を提案書の締め切りとして募集した。
いずれも1社のみが応募し、田代謙介副市長を委員長とする審査委員会が優先交渉権者に選定。総額計約10億円で契約し、1施設の事業は完了、1施設は継続している。
議員側の疑問点
議員側は、大規模な事業にもかかわらず、見積もりが1社のみで、公募期間が短く周知方法も限られていたことなどから、「競争環境など様々な疑問点が判明した」とし、第三者委員会などでの詳細な検証を求めた。
市長の対応
一連の質疑を受けて福田市長は「疑念を抱かせる結果になったことを重く受け止める。第三者を含む検証機関等をぜひ設置したい」と述べた。



