日本赤十字社は2日、愛知医療センター名古屋第一病院(中村日赤)と第二病院(八事日赤)の救護班を、最大震度7を観測した熊本県の被災地へ派遣した。両病院はそれぞれ医師と看護師、支援職員で班を構成。第1陣は計13人で、第一病院の班は宇城市、第二病院の班は八代市に入る。
出発にあたり、中村日赤には両病院の第1陣がそろった。森正一院長が「日赤の人道支援として医療活動などにあたってほしい」と激励。派遣員の小栗幸一医師が「現地の医療機関や他の支援チームと協力して被災地の力となるよう務める」とあいさつした。
第1陣は6日まで、主に避難所で被災者の健康維持に携わる予定だ。
八事日赤でも出発式
これに先立ち、八事日赤の班の出発式も行われた。佐藤公治院長は「日赤は被災地近くの病院から順に救護班を出しているが、中部からも派遣する大きな災害だ」と指摘し、奮起を求めた。小沢直也医師(呼吸器内科)は「熱中症、脱水や感染症、肺炎などにも気をつけて対応したい」と述べた。
自治体も職員派遣
一方、愛知県は総務省の要請を受け、熊本県宇城市に職員5人を派遣した。避難所や物資集積所の運営を支援する。豊橋市も上下水道局の職員4人と給水車などを現地に派遣した。



