滋賀県立高等専門学校の建設工事起工式が2日、滋賀県野洲市の予定地で行われ、県立大や県の関係者、地元住民ら約50人が出席した。
同校は県立大の運営法人が設置する。2028年4月に開校を予定し、1学年120人。専門的な学びができる4コースを用意し、学生寮も設ける。
総事業費は178億円に
校舎などの整備を巡っては、事業者が設計・施工・運営を一括で担うPFI方式での整備を目指したが実現せず、3工区に分割して発注する形に切り替えた。
物価高騰の影響で、施設整備費(152億円)と備品などを合わせた総事業費は当初見込みの101億円から178億円に膨らんでいる。建物本体は3工区とも落札され、予定通り開校できる見通しだ。
安全祈願祭でくわ入れ
起工式に先立つ安全祈願祭では、県立大の井手慎司理事長らがくわ入れをしたり、玉串をささげたりした。
三日月知事は「温めてきた夢のプロジェクト。高い志を持つエンジニアを育てられるよう県も努力する」と述べた。高専校長に就任予定の北村隆行・県立大理事は取材に「ハード面の大きな一歩が進み、一生懸命やらねばと気が引き締まった。生徒たちと一緒に育っていく高専を目指す」と話した。



