子どもが勉強せず、ゲームばかりしていると、親はつい強い言葉で叱ってしまいがちです。しかし、伝え方によっては、かえって子どもを追い詰め、逆効果になることがあります。
避けたい「3つのNG声かけ」
特に避けたいのが、次のような声かけです。
【NG①】行動ではなく、人格を否定する
「本当にだらしないね」「あなたはやる気がない」といった言葉です。親が問題にしているのは、今日宿題をしていないことであるはずです。それなのに、「だらしない子」「やる気のない子」と決めつけられると、子どもは注意された内容よりも、否定された痛みを強く受け取ります。
問題にすべきなのは、子ども自身ではなく、いま起きている行動です。「宿題が残っている」という事実と、「あなたはだらしない」という評価は、同じではありません。
【NG②】「大きな未来」を持ち出して脅す
「このままでは絶対に受験に失敗するよ」「そんな生活では、将来困るよ」といった言葉です。親は危機感を持たせようとしているのかもしれませんが、受験や将来の話をされても、子どもには、いま何をすればよいのかわかりません。
「今日は計算問題を2ページ進める」といった行動と、「将来困る」という大きな話の間には、かなりの距離があります。不安だけが大きくなれば、宿題に向き合うよりも、ゲームや動画に逃げ込みたくなることもあるでしょう。
親の正論が間違っているわけではありませんが、いまの子どもが行動できる大きさまで、言葉が具体化されていないのです。
もうひとつの「最後のNG声かけ」
さらに、もうひとつ避けたい声かけがあります。子どもの事情を理解すれば、好きなだけゲームをさせてよい、という話ではありません。宿題や生活習慣について、親が伝えるべきことはあります。問題は、その伝え方です。



