東武特急4人死亡事故、専門家「異例」 原因究明の三つのポイント
東武特急4人死亡事故、専門家「異例」 原因究明のポイント

栃木県鹿沼市の東武日光線・新鹿沼駅で20日、作業員4人が特急列車と接触し死亡した。この事故について、鉄道事故に詳しい綱島均・日本大特任教授(鉄道工学)が「異例の事故」と指摘し、原因究明のポイントを語った。

見張り態勢は十分だったのか

綱島特任教授は「必要な見張り態勢がとられていたにもかかわらずに起きた異例の事故だと言えます」と述べた。中継見張り員を含めて3人もの見張り員を配置しており、人員配置上は十分な態勢がとられていたと考えられるからだという。

列車接近情報の伝達が焦点

事故原因について、綱島氏は「列車の接近情報が伝達されたか」が重要なポイントになると指摘する。通常、列車が作業現場を通過する際には、見張り員が作業員に接近を知らせる手順が取られている。

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今回の事故では、複数の見張り員が配置されていたにもかかわらず、なぜ作業員が列車の接近に気づかなかったのか。情報伝達の過程に問題があった可能性が考えられる。

今後の調査の行方

綱島特任教授は、見張り員間の連絡方法や、作業員への注意喚起のタイミングなど、詳細な検証が必要だとしている。事故の原因究明は、今後の鉄道作業の安全対策に大きく影響するものとみられる。

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