梅雨入りし、室内で過ごす時間が長くなるにつれ、子どものスマホ没頭や反抗的な態度が気になる親は多い。プレジデントオンラインで人気を集めた3本の記事を厳選し、子どもの成長に寄り添う「令和の子育て」のヒントを紹介する。
「クソババア」は成長の証?精神科看護師が教える最良の対処法
子どもから「クソババア」「あっち行って」「育ててくれと頼んだ覚えはない!」といった反抗的な言葉をぶつけられると、親はイライラしたり、自分の育て方を責めたりしがちだ。しかし精神科認定看護師のこど看さんは「むしろお子さんが順調に成長している証拠」と断言する。反抗は自立への第一歩であり、親が先回りせず、頼られたときだけ手を貸す「見守り」が重要だと指摘。論破しようとするよりも、子どもの感情を受け止めつつ適切な距離感を保つことで、親の負担を減らし子どもの自立心を育むことができるという。
早期英語教育の盲点:脳と心に及ぼす想定外のダメージ
幼児期から英語を習わせるべきか悩む親は多いが、文教大学教育学部の成田奈緒子教授と公認心理師の上岡勇二さんは警鐘を鳴らす。共著『その「習慣」が子どもの才能をダメにする』の中で、早期の英語教育が脳の言語処理領域を混乱させ、日本語と英語の両方が中途半端になるリスクを指摘。さらに、表現の幅が狭まり、親子の愛着形成を妨げる意外な落とし穴もあるという。早期教育より、まずは母語で豊かなコミュニケーションを築くことの重要性を強調している。
スマホやめなさいは逆効果?子どもが自ら勉強するようになる声かけ
子どものスマホ依存に悩む親に向けて、成蹊大学客員教授の高橋暁子さんは「スマホを取り上げたり使用を制限したりするのは逆効果」と指摘。大切なのは、子どもが自ら「勉強したい」と思えるきっかけを作ることだという。実際に、勉強中もYouTube三昧だった息子が、親の適切な声かけによって自ら端末を預け、主体的に勉強に取り組むようになった具体例を紹介。強制ではなく、子どもの内発的動機を引き出すコミュニケーションの大切さを説いている。
これらの専門家の知見は、親の盲点や思い込みを覆すものばかり。子どもとの関係を穏やかに見つめ直し、健やかな成長を支えるヒントとして活用してほしい。



