事故発生から1日、現場では多くの人が川遊び
猛暑が続く7月23日、福岡県八女市の「ホタルと石橋の里公園」のそばを流れる星野川には、家族連れや学生たちが集まり、川遊びに興じていた。透明度が高く、川魚の姿を確認できるほどだ。冷たくて気持ちいいという歓声が上がる一方、川の中では「足がつかない!」「急にここ深くなっている!」という声も響いた。
この前日の22日、同僚と川遊びに来ていた福岡県久留米市の看護助手の男性(21)が溺れた。八女署や八女消防本部によると、深さ3.5メートルの川底に沈んでいた男性は救助され病院に運ばれたが、死亡が確認されたという。
6月7日にも、友人3人と川遊びをしていた久留米市の男子高校生(15)がほぼ同じ場所で溺れた。水深2.5メートルの川底付近にうつぶせの状態で沈んでいたという。
SNSで広がる情報と、地元の危険認識にギャップ
この川はSNSで「川遊びするならここが最高!」などと投稿され、注目が高まっている。だが地元の人や行政は、広まる情報と実際の川の危険さとの間にギャップがあると気をもんでいる。
近くに住む女性は、2人が死亡した場所について「水深が深いし、渦が巻くことがあるから危険で、泳いではいけないと昔から言われていた」と話す。



