熊本県八代市の日本製紙八代工場で発生した煙突火災を受け、県警八代署と消防は7日午前、現場の実況見分を開始した。実況見分では、同署員や消防隊員らが焼損部分を確認し、小型無人機「ドローン」を飛ばして上空から撮影するなどの作業が行われた。
実況見分の様子
実況見分は午前10時から始まり、火災が起きた煙突の支柱周辺を飛行するドローンの姿も確認された。同署や消防による現場検証は、今後の火災原因の究明につながるとみられる。
火災の概要
火災は3日午後5時55分ごろに発生した。同署などによると、地震で損傷し、解体作業中だった高さ110メートルの煙突(繊維強化プラスチック製)から出火し、約6時間半後に鎮火した。出火時は煙突を囲う支柱を切断中で、作業をしていた10人は全員逃げて無事だった。
背景と影響
八代工場では、7月の熊本地震で5本ある煙突のうち3本(70~110メートル)が倒壊・損傷した。このうち、鉄筋コンクリート製の80メートルの煙突が中央部分から折れて倒壊し、9人が死亡している。



