JR東日本は、2024年7月の大雨により運転を見合わせている陸羽東線の鳴子温泉~新庄間について、復旧工事の進捗状況を公表した。現時点では2028年度中の復旧完了を見込んでおり、運転再開の具体的な日時は工事の進捗を踏まえて改めて発表するとしている。
被災の概要と復旧の現状
2024年7月25日の大雨により、陸羽東線の鳴子温泉~新庄間では複数箇所で土砂流入や盛土崩壊などの被害が発生した。被災箇所は合計19カ所に及ぶ。このうち、河川の増水や土砂流失が生じた場合に第三者への影響が大きいと判断された7カ所については、2025年9月から復旧工事を開始し、同年12月12日に完了した。
残る被災箇所のうち10カ所に関しては、2026年4月から順次復旧工事に着手しており、おおむね2026年度内に完了する計画である。
森林管理者との連携が必要な箇所
特に大規模な土砂流入被害を受けた瀬見温泉~東長沢間の2カ所については、森林管理者(林野庁)による発生源対策工事の完了を待って、JR線内の復旧工事に着手する。この工事は2027年春から開始される予定で、現時点では2028年度中の復旧完了を見込んでいる。
JR東日本は、引き続き安全確保を最優先に工事を進め、運転再開時期については工事の進捗状況を踏まえて別途発表するとしている。



