西武鉄道は2025年8月、通常立ち入ることのできない正丸トンネル(正丸~芦ヶ久保間)を会場とした2つの特別イベントを開催する。現役の駅係員や乗務員が発案する「スマ☆プラ企画」の一環で、「正丸トンネル ナイトウォーキングツアー!」(第4弾)と「『正丸トンネルで電車を撮ろう!』撮影会」が予定されている。
正丸トンネルの概要とイベントの背景
正丸トンネルは、西武秩父線の開業に伴い1969年に開通。全長4,811mは当時私鉄最長を誇り、一部に15パーミルの急勾配があるほか、トンネル内に信号所を有する点が特徴的だ。真夏でも涼しいトンネル内で鉄道施設を体験できるイベントとして企画された。
ナイトウォーキングツアーの詳細
「正丸トンネル ナイトウォーキングツアー!」は8月8日深夜に実施。参加者は「ラビュー」による臨時列車で23時30分頃に飯能駅を出発し、0時30分頃に正丸駅からトンネルへ入り、約4.8kmを歩いて芦ヶ久保駅を目指す。トンネル内では電気係員や保線係員による歴史と構造の解説が行われる。さらに、正丸トンネル出口から芦ヶ久保駅付近までの約1km区間では、災害時の被害状況調査などに使用する線路点検車両「レールスター」に乗車できる。芦ヶ久保駅到着後は休憩し、4時20分頃に臨時の「ラビュー」で西武秩父駅へ移動、解散となる。
募集人数は50人で、旅行代金は1人3万円。参加記念品としてライト付きヘルメット、レール型文鎮、完歩記念オリジナルマグカップ、および「祭の湯」入館券が用意される。
撮影会の詳細と申し込み方法
「『正丸トンネルで電車を撮ろう!』撮影会」は8月11日22時40分から翌朝5時30分まで開催。2月に予定されていたが降雪で中止となり、参加予定者から再開催を求める声が多く寄せられたことから企画された。参加者は飯能駅から4000系の貸切列車に乗車し、正丸トンネル信号場へ向かう。会場では4000系白色車両2編成を並べた撮影会が行われる。
募集人員は30人で、参加対象は18歳以上。参加費用は1人2万7,000円。申し込みは西武線アプリ限定で、7月15日11時から7月31日23時59分まで受け付ける。



