米南東部で10日、温帯低気圧に変わったハリケーン「イサイアス」の影響で少なくとも4人が死亡した。イサイアスは米フロリダ州のメキシコ湾岸に上陸後に北上しており、洪水や竜巻が発生する恐れがある。
カテゴリー2で上陸、その後勢力弱まる
米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、イサイアスは9日夜、同州デスティン付近に5段階で下から2番目に強い「カテゴリー2」のハリケーンとして上陸したが、その後は勢力を弱めた。
イサイアスが北上して内陸部に進む中、大規模な洪水が発生する恐れが残っている。NHCは、一部地域では降水量が250ミリを超える可能性があると警告した。
4人死亡、住宅に木が倒れる
当局によると、イサイアスに関連して少なくとも4人が死亡した。このうち2人は、住宅に木が倒れたことによって死亡した。
フロリダ州のロン・デサンティス知事は10日午後の記者会見で、ハリケーンが通過した後も危険が残っていると警告した。「屋外では十分に注意してほしい。倒れた電線や冠水した場所などは非常に危険だ。家やガレージの中で発電機を使用してはいけない」と呼びかけた。
50万件以上が停電
CNNによると、同日、フロリダ州でガレージ内の発電機を稼働させた状態で男性が死亡しているのが見つかった。
停電情報サイト「PowerOutage.com」によると、10日夜の時点で、イサイアスが通過したフロリダ、アラバマ、ジョージアの各州で、50万件以上が停電していた。