愛媛県警は10日、警察署勤務の30歳代の男性巡査長を常習賭博容疑で書類送検し、停職6か月の懲戒処分とした。巡査長は容疑を認め、同日付で依願退職した。巡査長は約450回にわたりオンラインカジノを利用し、賭け金は累計3000万円に上ったという。
勤務中にもオンラインカジノ利用
捜査関係者によると、巡査長は松山東署地域課の所属で、今年2月頃に発覚し、県警が捜査していた。県警の発表によると、巡査長は昨年11月から今年2月にかけて、勤務中などにスマートフォンでオンラインカジノを利用し、スポーツの勝敗を巡って金を賭けた疑いが持たれている。
借金が原因か「手っ取り早くお金を増やす方法」
巡査長には借金があり、「手っ取り早くお金を増やす方法として行った」と話しているという。県警は詳細な動機や背景について引き続き調査している。今回の処分は、警察官としての信用を大きく損なう行為として厳しい対応が取られた。
警察の信頼回復に向けた取り組み
愛媛県警は再発防止策として、職員に対する法令遵守の徹底や、ギャンブル依存症に関する教育の強化を検討している。また、内部通報制度の活用を促進し、不正行為の早期発見に努める方針だ。今回の事案は、警察組織の綱紀粛正の重要性を改めて浮き彫りにした。



