2026年に開催されるアジア競技大会を前に、岐阜県海津市の長良川国際レガッタコースで7月10日、テロ対応の合同訓練が行われた。訓練には岐阜県警海津署、市消防本部、県警機動隊のほか、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会、木曽三川公園管理センター、愛知県警津島署などから約50人が参加。不審者が管理棟内で有害な液体をまき、ボートで対岸の愛知県側に逃げる想定で実施された。
訓練の概要と参加機関
訓練は、テロ発生時の関係機関の連携強化を目的として行われた。想定では、不審者がコース管理棟「長良川サービスセンター」内で有害液体を散布し、その後ボートで長良川を渡り愛知県側へ逃走。センター職員が3階廊下で、液体入りペットボトルのそばに倒れている人を発見し、警察に通報。館内放送で避難を呼びかけ、観客を屋外に誘導した。その後、消防と警察が到着し、負傷者を救助、ペットボトルを回収した。
アジア大会に向けた準備
アジア競技大会は2026年に愛知県と名古屋市を中心に開催され、長良川国際レガッタコースはローイング(ボート)競技の会場となる。同署は「訓練を通じて関係機関の連携を確認できた。本番でも迅速かつ適切な対応ができるよう、引き続き訓練を重ねる」としている。



