約60万人分の個人情報入りUSB、窃盗未遂容疑者の自宅で見つかる
約60万人分の個人情報入りUSB、窃盗未遂容疑者の自宅で発見

福岡、佐賀両県警の合同捜査本部は6日、不正に入手した通帳で現金を盗もうとしたとして、福岡市西区の会社役員の容疑者(39)ら3人を窃盗未遂容疑で逮捕した。指示役とみられる容疑者の自宅からは、名前や住所、電話番号など約60万人分の個人情報の名簿が入ったUSBメモリーが見つかった。

逮捕の経緯と容疑内容

発表によると、3人は氏名不詳者らと共謀し、5月26日、福岡県太宰府市の金融機関のATM(現金自動預け払い機)で、不正に入手した県内の80歳代女性(当時)名義の通帳を使い、現金を引き出そうとした疑いが持たれている。県警は認否を明らかにしていない。

名簿の内容と今後の捜査

県警によると、名簿には主に関東と九州の1都8県に住む人々の個人情報が記載されており、女性宅の電話番号も含まれていたという。口座は利用停止措置が取られていたため、現金は引き出されなかった。

会社役員の容疑者は9月、詐欺などの容疑で逮捕されており、県警は名簿が特殊詐欺に使われた可能性があるとみて捜査している。