清和源氏ゆかりの多田神社、民事再生法の適用申請 神社倒産は全国3件目
多田神社が民事再生法申請 神社倒産は全国3件目

清和源氏ゆかりの多田神社(兵庫県川西市)を運営する宗教法人が、神戸地裁に民事再生法の適用を申請したことがわかった。帝国データバンク神戸支店によると、神社の倒産は全国で3件目で、近畿では初めてという。

創建は970年、国史跡と重要文化財を有する由緒ある神社

神社は、清和天皇のひ孫にあたる源満仲が970年に創建したとされる。境内全体(約5万平方メートル)が国史跡で、本殿や拝殿、随神門は国の重要文化財に指定されている。国の登録有形文化財の宝物殿では、源氏の宝刀「鬼切丸」などを保管している。

金銭トラブルが表面化、競売開始決定も

同支店によると、2023年頃から境内の不動産に多額の根抵当権が設定されるなど金銭面のトラブルが表面化。24年2月に当時の宮司が死亡した後、同年9月に担保となった不動産が競売開始決定を受け、差し押さえられていた。

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債権者側との交渉が長期化したため、神社側は裁判所の関与のもとで再生を目指すことにした。負債額は調査中。神社はこれまで通り、運営されるという。

神社側は読売新聞の9日の取材に「今日は取材対応できる人がいない」としている。

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