宮崎県病害虫防除・肥料検査センター(宮崎市)は24日、サツマイモなどに被害をもたらす病害虫「ムツスジアシナガゾウムシ」の被害を県内で初めて確認したとして、病害虫発生予察特殊報を発表した。
県南西部の畑で確認
センターによると、8月26日に県南西部のサツマイモ畑で、ムツスジアシナガゾウムシと疑われる虫が茎葉を食べているのを確認。農林水産省門司植物防疫所(北九州市)で調べたところ、今月16日に判明した。
「発生が確認された場合は、ほ場やその周辺で収穫後のかすなどを放置せず、すぐに適切に処理してほしい」と呼びかけている。
成虫の特徴と分布
ムツスジアシナガゾウムシは成虫の体長が約9ミリで、灰色の背に黄色い縦筋が6本あり、中国や台湾、東南アジアなどに分布する。幼虫はサツマイモなどヒルガオ科の植物の茎内で育ち、成虫になるとジャガイモや大豆、ゴボウ、ピーマンなどにも被害を与える。
国内では奈良、鹿児島県でも発生例がある。