別府市立図書館が複合施設に移転、半年で好評 1日平均2000人来場
別府市立図書館が複合施設に移転、半年で好評 1日平均2000人

大分県別府市で、移転して生まれ変わった市立図書館を核とする複合施設「こもれびパーク」が今年3月に開館し、間もなく半年を迎える。本と木々に囲まれた市民の交流の場となっており、1日平均約2000人が来場する好評ぶりだ。6年前から図書館建設に向けて初期メンバーとして携わってきた西沢和江館長(57)に、移転の経緯や今後の展望を聞いた。

約51億円かけて整備した複合施設

「こもれびパーク」は、約1万7000平方メートルの敷地に総事業費約51億円をかけて整備された。新図書館を含むこの施設について、西沢館長は「スタジオや多目的ホール、足湯やカフェなどを併設する個人でも団体でも利用しやすい複合施設で、その中心となるのが図書館」と説明する。最大で約32万冊を収蔵でき、自由に手に取って閲覧できる本の収容能力は約15万冊に増えたという。

「多様性」を意識した新館設計

新図書館建設でこだわった点について、西沢館長は「旧館の細い通路で、車いすの利用者が不便そうにしている姿を見て、新館の構想では特に『多様性』を意識した」と語る。高さが低い本棚や幅が広い通路などの工夫を凝らしたという。

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また、「館内の利用者同士が声を掛けやすい空間も作りたかった」と述べ、図書館は「絶対に話してはいけない場所」というイメージがあるとしつつも、「会話しやすい空間から集中できるスペースまでを共存させた」と説明。「ラーニングコモンズ」というエリアでは、人々が集い、読書とともに会話や飲み物を楽しみながら学べる開放的な場所になっているという。

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