堺のいじめ再調査委が初会合、母親「娘の苦しかった思いが届くよう願う」
堺のいじめ再調査委が初会合、母親が思い語る

堺市の女子中学生がいじめを理由に不登校となり、2019年に自殺した問題で、新たな第三者委員会「市いじめ問題再調査委員会」の初会合が4日、市役所で開かれた。今後、遺族の要望を聞き取り、いじめと自殺の因果関係を検証する。

再調査に至る経緯

女子中学生は2018年11月頃から不登校となり、2019年10月に自殺を図り、翌月死亡した。これまでの第三者委の調査は、いじめと不登校の因果関係を認定したが、自殺との関係は認めなかった。

その後、不登校期間に同級生からSNSで送られたメッセージなど新しい資料が見つかったため、遺族からの要望を受け、市が今年2月、新たな第三者委で再調査することを決めた。

委員会の構成と今後の調査

今回の第三者委は弁護士など5人で構成。これまでの調査では、同級生や通っていた放課後デイサービスの関係者らへの聞き取りがされていなかった。

この日、市役所で記者会見した母親(49)は「娘の苦しかった思いが届くよう心から願っています」と涙ながらに話した。