石川県輪島市は29日、能登半島地震の影響で取りやめていた舳倉島(へぐらじま)への定期船「希海(のぞみ)」の一般客の乗船を再開すると発表した。冬の荒天を見据え、今年は10月1~30日とする。
地震で住宅被害、住民と事業者に限定していた航路
舳倉島は、輪島港の約50キロ北にある周囲約5キロの島。海女や漁師らの拠点で、バードウォッチングや釣り客にも親しまれてきたが、地震で住宅などが被害を受けた。
昨年7月に再開した定期航路の乗船は、復旧の状況をふまえて住民と事業者に限っていたが、今回、島内に2軒ある民宿のうち1軒が営業を再開したのにあわせて一般客も乗れるようにする。
運航は平日1往復、公衆トイレなし
運航する「へぐら航路」によると、平日1往復で風や波の影響で運休することもある。一般客には、島に公衆トイレはなく医療態勢も整っていないことに留意してほしいとしている。