地球外知的生命探査(SETI)の研究者らでつくる「日本SETI研究会」が、来年夏に予定される世界合同観測の国内拠点とするため、和歌山県紀美野町にある電波望遠鏡の整備費を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。返礼品には「受信時の第一報」や「観測報告の記者会見の同席」といった特典を用意している。
世界合同観測は来年8月に実施
合同観測は、「宇宙人からのメッセージ」などと騒がれた謎の電波が米国で受信されてから50年を迎える来年8月に実施される。日本SETI研究会が世界の観測施設に呼びかけ、日本の施設のほか、英国や台湾の大学などが参加する見通しだ。
老朽化した望遠鏡を再活用
同研究会は、電波望遠鏡(直径8メートル)がある紀美野町の町立みさと天文台を国内の中心施設にする予定。この望遠鏡は約30年前に移設され、近年は老朽化などで使われていなかった。再活用するため、信号を受信する新しい機材を購入するという。
寄付の第1目標は300万円。CFサイト「レディーフォー」で10月30日まで受け付ける。



