東武建設を業務上過失致死容疑で家宅捜索 特急4人死亡事故で栃木県警
東武建設を業務上過失致死容疑で家宅捜索 特急4人死亡事故

栃木県警は23日午前、東武日光線の新鹿沼駅(栃木県鹿沼市)で除草薬の散布作業中だった男性4人が特急列車と接触して死亡した事故で、作業の元請け会社「東武建設」(栃木県日光市)に業務上過失致死容疑で家宅捜索に入った。作業員らは複数の会社から集められており、県警は元請けを起点とした指示系統について実態解明を進める方針だ。

事故の発生状況

事故は8月20日午前10時45分ごろに発生。10人態勢で線路内の除草薬の散布作業をしていたところ、このうち4人と時速約52キロで進入してきた特急「スペーシアX」が接触した。

東武鉄道によると、作業は東武建設に発注され、さらに栃木県内の建設会社に委託されていた。これとは別に、見張り業務も東武建設から宇都宮市内の会社2社に発注されていた。

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複数社の作業体制と資格

複数社に所属する人たちが同じ現場にいたことになるが、東武鉄道は「複数社が参加することは一般的にある」と説明。作業指揮者と見張り員はそれぞれ、一定期間以上の実務経験や知識などが求められる東武鉄道独自の資格が必要で、「現場では同じルールで働いている」という。

今回の作業員のうち、作業指揮者1人、見張り員3人はいずれも有資格者だったという。警笛は1回のみだった。

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