ウクライナとの戦闘で国民生活が厳しさを増しているロシアで、多くの人が以前と変わらぬ生活を楽しもうとしている。ネット規制やガソリン不足、ドローン攻撃が続く中、夏のモスクワではイベント会場や繁華街に人々の姿があふれている。
SUPイベントに4500人以上
9日にモスクワ市内を流れる川で開かれたイベントには、4500人以上が集まった。人気の水上スポーツ「SUP」(サップ)の華やかなボードが、カウントダウンに合わせてスタート。参加者は人気キャラクターの「トトロ」や「マリオ」、「スパイダーマン」などの仮装をし、子どもや愛犬と乗る人もいた。
「なぜ変わる必要があるのか」
宇宙人の衣装を着て参加したドミトリーさん(35)は、以前と比べて生活が変わったか尋ねると、「なぜ変わる必要があるのか」と答え、生活を変えたくない強い気持ちが伝わった。モスクワでは最近も多くのスポーツ大会が開かれており、SUPのイベントに参加するのは今年2回目だという。
会場では米国の宇宙飛行士に扮した妻の姿も見られ、思い思いの仮装を楽しむ参加者たちが川面を鮮やかに彩った。



