首長竜フタバスズキリュウの化石を発掘した古生物学者で、横浜国立大名誉教授の長谷川善和(はせがわ・よしかず)さんが2日、死去した。96歳だった。告別式は8日午前10時30分、神奈川県鎌倉市大船2の17の15鎌倉ファミリーホール。喪主は長男、真一氏。
国立科学博物館で発掘調査
長谷川さんは長野県飯田市生まれ。国立科学博物館の研究者だった1968年、福島県いわき市で当時高校生だった鈴木直さんの発見した化石に基づく発掘調査を実施。詳しく調べ、国内初の首長竜の化石だと突き止めた。この成果は、日本では恐竜や首長竜の化石は見つからないという考えを覆した。
新属・新種と認められ学名に鈴木さんの名
2006年、フタバスズキリュウは新属・新種と認められ、フタバサウルス・スズキイと学名がついた。
1979年からは横浜国立大教授として後進の指導にあたり、国内での恐竜研究の発展に尽力した。96年に開館した群馬県立自然史博物館の創立にも関わり、初代館長に就任。2010年からは名誉館長として講演活動を続けていた。



