食品大手ニッスイは9日、子会社の日水物流がシステム障害を受け、入荷・出荷作業を停止している問題で、同日午後から一部業務を再開すると発表した。全面復旧の見通しは立っていない。
一部業務を再開、個人情報流出は否定
これまで確認中としていた個人情報の流出については、不正アクセスを受けたサーバーにニッスイグループが管理する個人情報や顧客データは含まれていなかったと明らかにした。
ニッスイは7日にシステム障害を発表。日水物流の全17拠点で入出荷業務が停止していた。ニッスイの冷凍食品のほか、食品メーカーや食品卸、外食、小売りなど計約1200社の取引先の低温物流を手がけていた。
原因はデータセンターへの不正アクセス
入出荷業務に必要なシステムを再構築し、一部で業務を再開できる見通しになったという。
障害の原因は、日水物流が利用している、ソフトバンクの子会社IDCフロンティアのデータセンターに対する不正アクセスとみられるという。