美空ひばりさんの直筆わび状、いわき市で複製公開…「近い内に必ず訪問」
美空ひばり直筆わび状、いわき市で複製公開 記念式典

昭和歌謡界の大スター、美空ひばりさんが39年前の1987年、ヒット曲「みだれ髪」の宣伝活動での来訪を直前でキャンセルしたことを謝罪する直筆の手紙が福島県いわき市で見つかった。同市の屋外観光スポット「雲雀乃苑(ひばりのその)」で12日に複製が公開され、記念式典が開かれた。

手紙の全文

手紙の全文は以下の通り。

「初めて御便りさせて頂きます 美空ひばりでございます 此度、楽しみに予定致して居りました私のいわき市訪問につきましては、市長さんはじめ係の皆様方に一方ならぬご配慮を賜っておるとのこと報告を受け、誠に有難いことゝ感謝致して居ります 詳しいことは、私共の社員よりご報告を、申し上げさせますが、止むを得ぬ事情により十一月二十六日、二十七日に予定致して居りました貴市訪問を不本意ながら延期しなければならなくなった事を私自身、非常に残念に思って居ります。」

「“みだれ髪”“塩屋崎”こんなに素晴らしい作品のテーマを与えて下さったいわき市に行ってみたいという気持ちは今も変っておりません 近い内に必ず、いわき市及び塩屋崎を訪問させて頂き、市長さんにも直接お目に掛かってご挨拶させて頂き度いと思って居ります」

「最初の御便りが、こんな事で誠に残念ではございますが、事情をご賢察の上、お許しを頂き度いと存じます 最後に市長さんのこれから益々のご活躍と市職員の皆様の御健康をお祈り致しご挨拶に代えさせて頂きます かしこ 美空ひばり 福島県いわき市長 中田武雄様」

公開の経緯

この手紙は、ひばりさんが「みだれ髪」の宣伝活動でいわき市を訪れる予定だったが、直前にキャンセルした際に送られたもの。複製は雲雀乃苑で公開され、記念式典も開催された。