サイバー攻撃により、企業や団体からの個人情報流出が相次いでいる。9日までに判明した主な事例をまとめた。
大規模被害が相次ぐ
パーク24は、カーシェアリングサービス「タイムズカー」の会員・元会員のアカウント約660万件の氏名や住所、生年月日などの情報が流出したと発表した。このうち約160万件は運転免許証などの画像を含む。
物語コーポレーションは、焼き肉チェーン「焼肉きんぐ」の公式アプリの会員管理システムへの不正アクセスにより、約1078万件の個人情報(氏名、メールアドレス、電話番号など)が漏えいしたと10月5日に発表した。
旅行・小売・金融にも波及
アドベンチャーは、航空券予約サイト「スカイチケット」の顧客約1464万件の氏名や生年月日、電話番号などの情報が流出したと10月9日に発表した。ブックオフグループホールディングスも、最大約643万件の会員情報の漏えいを発表している。
金融機関では、大和証券がインターネット経由の問い合わせ約11万人分の情報漏えいを発表。岩手銀行は包括業務提携先の大和証券を通じて顧客情報が漏えいした可能性があるとしている。
自治体や教育機関でも被害
青森県は、公式ファン交流サイト「青森びいき」の会員2950人分のメールアドレスなどが漏えいしたと10月9日に発表した。宮城県塩釜市では、タイムズカーの利用予定者として情報を提供した職員約690人分の情報が流出した。
関西国際大学は、学内システムへの不正アクセスで複数の文書ファイルが外部に流出したことを確認。個人情報の有無は調査中としている。