ゴジラシリーズをはじめとする特撮映画で多くの怪獣の造形を担った利光貞三さんが生前最後に原型をつくったゴジラの立像(高さ78センチ、奥行き95センチ)が福島県須賀川市に寄贈され、4日、同市の須賀川特撮アーカイブセンターで公開が始まった。
開米栄三さんの依頼で制作、未完成のまま遺作に
立像は、同じく造形スタッフで利光さんと親交のあった開米栄三さんが一線を退いた利光さんに当時を思い出してもらおうと作成を依頼。利光さんは像の目と歯がない未完成の状態のまま1982年に亡くなったが、開米さんと、長男で開米プロダクション(東京)代表取締役の敏雄さん(69)らが完成させた。
円谷英二監督の出身地・須賀川市へ寄贈
立像は長く同社の倉庫で保管されてきたが、ゴジラシリーズなどを手がけて「特撮の神様」と呼ばれた円谷英二監督の出身地の須賀川市に寄贈された。
4日に同センターを訪れた敏雄さんは、「安住の地として須賀川市にお渡ししたいと前から思っていた。末永く皆さんにかわいがっていただけたら幸いです」と語った。



