農林水産省は11日、産地や品種の表示が不適正な銘柄米を販売したとして、農業生産法人「越後ファーム」(新潟県阿賀町)に対し、食品表示法に基づき、表示の是正や再発防止を指示した。
不適正表示の内容と販売実績
同省によると、同社は昨年12月~今年4月、「新潟県十日町産循環有機栽培米こしひかり」など9商品について、産地や品種の異なるコメが混ざっているのに「単一原料米」と表記し、正しい産地や品種も記さずに販売した。中には表記された産地の品種が半分も入っていない商品もあったという。
不適正表示の商品は、都内の日本橋三越本店や伊勢丹新宿店などで、少なくとも439袋(313.8キロ)が販売された。
原因と会社の対応
越後ファームでは、精米時に余ったコメの一部を複数の品種と混ぜて保管しており、袋詰めの際に誤って使ったことが原因という。
同社は「ご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫びする。管理体制を改善する」とコメントしている。



