小泉進次郎防衛相は11日の会見で、年内に予定する安全保障関連3文書の改定に向けて、原子力潜水艦の保有について「選択肢として排除せず検討を進める」と語った。
原潜の特徴と課題を指摘
小泉氏は、導入について「何ら決まっていることはない」としつつ、原潜の特徴として、長時間の潜航が可能で通常の潜水艦の数倍の速力を持つことを挙げて、「乗組員の安全をより高いレベルで確保しつつ、所要の活動に従事することを可能にする」と述べた。一方で、維持整備や運用に特殊な専門技術が必要だとも指摘した。
維新の提言と政府内の意見
日本維新の会は、政府に6月に提出した提言で、原潜の早期導入を訴えた。一方で、原潜の保有は、原子力の平和利用を定めた原子力基本法との整合性が問われるほか、コストなどの観点から政府内にも否定的な意見が根強くある。



