イスラエルは10日、レバノン南部ナバティエの戦略的要衝であるアリアルタヘル高地の下に、親イラン武装組織ヒズボラが建設した重要な複数のトンネルを破壊したと発表した。この地域にいたAFPの記者は数回爆発音を耳にしており、米地質調査所(USGS)はマグニチュード(M)4.1の揺れを観測したと発表している。
爆発の状況と映像
イスラエルのイスラエル・カッツ国防相が公開した映像には、夜空に巨大な火球が立ち上る様子が映し出されている。イスラエル軍は数日前、アリアルタヘル高地を制圧したと主張していた。当局は、ヒズボラが多数のトンネルを掘り、そこからイスラエルを攻撃できるようにしていたと述べている。
イスラエルの戦略と声明
同軍はレバノン南部の一部を占拠しており、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は自国北部への攻撃を防ぐために「安全地帯」を設けたいと述べている。ネタニヤフ氏とカッツ氏は共同声明で、「これはイランの資金提供と計画によって20年以上にわたり構築された戦略的なテロインフラだ」と述べた。
声明は、今回の破壊によって「地上と地下におけるアリアルタヘル高地に対する作戦上の制御の確立が完了する」と付け加えた。レバノン国営通信NNAは、イスラエルがナバティエ地域のアリアルタヘル高地で「大規模な爆発」を起こし、「揺れと強い轟音を引き起こした」と報じた。



