航空自衛隊の大型無人偵察機「グローバルホーク」が鳥取県沖で行方不明となり墜落した事故について、鳥取県の平井伸治知事は17日、報道陣の取材に「今朝、小泉進次郎防衛相から直接電話をもらい、謝罪にあたる真摯(しんし)な言葉をもらった」と話した。
知事、防衛省の情報提供に不快感
平井知事は16日の県議会本会議で、事故をめぐり「防衛省からきちんとした話がこない。若干イラついている」と不快感を示していた。
平井知事によると、小泉氏からは17日午前8時半ごろ、携帯電話に電話があり、「ご迷惑をおかけしています。これからしっかり情報を鳥取県にも入れるよう(省内で)指示しています」との話があった。午前11時ごろには航空自衛隊と中国四国防衛局の担当者が県庁を訪れ、事務レベルで説明を受けたという。
事故の一報と情報提供の経緯
防衛省地方協力課によると、事故の一報は15日午後、メディアへの公表と同時に鳥取県と、隣接する兵庫県、島根県に伝え、第2報以降も同様に伝えた。
鳥取、島根両県を管轄する同省中国四国防衛局によると、両県のほか、鳥取県の境港市、米子市、島根県の松江市、安来市にも情報提供したという。
県側の要請に応答なし
県危機対策・情報課によると、最初の連絡は15日午後3時ごろ、中国四国防衛局の担当者から電話で、「鳥取県北方約50キロの海上で通信が途絶えた」との内容を伝えられた。県側は「鳥取県は東西約100キロに及ぶ。安全確保のため、どの辺りか教えてほしい」と依頼したが、その後連絡はなかったという。
15日午後9時ごろには海上保安庁から連絡があった。



