大阪府警は14日、大阪市此花区のマンションで7月、知人とその家族に暴行を加えてけがをさせたとして、高校生だった少年(当時16)を傷害と住居侵入の疑いで書類送検し、発表した。少年は事件直後、このマンションから飛び降りて死亡していた。
同級生の男子生徒に重傷を負わせた疑い
少年課によると、少年は7月18日深夜、知人の高校1年の男子生徒(16)が住むマンションで、男子生徒の頭を足で踏みつける暴行を加えて歯を折るなどの重傷を負わせた疑いがある。
さらに男子生徒の自宅に侵入し、就寝中だった母親(41)と姉(17)、妹(14)をカッターナイフで切りつけるなどして、それぞれ全治2週間のけがを負わせた疑いももたれている。
携帯電話と凶器を押収
関係者によると、死亡した少年と男子生徒は同級生だったという。府警は、親子3人が襲われた部屋から死亡した少年の携帯電話を、飛び降りた階段の踊り場から凶器とみられるカッターナイフを、それぞれ押収していた。
事件直前、死亡した少年は共通の知人のSNSを借りて男子生徒に連絡し、階段の踊り場に呼び出し、カッターナイフを突きつけて土下座させた上で、両手をテープで縛って暴行した疑いがあるという。府警は、2人の間にトラブルがあり、それが事件に関係した可能性があるとみている。



