トレーディングカードをカードショップが独自に詰め合わせ、くじのようにして販売する「オリジナルパック(オリパ)」をめぐり、希少なカードが当たる確率などを誇張した広告により多額の支払いをさせられたとして、購入者38人が17日、販売サイトを運営する5社に計約2億7千万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
被害相談は2千人以上、購入総額は約82億円
弁護団によると同様の被害相談を2千人以上から受けており、購入総額は計約82億円に上るという。
訴状によると、5社の販売サイトでは、利用者が現金で購入したポイントを使ってくじを引いてオリパを入手する仕組みとなっている。5社はサイトやSNS上で希少なカードが当たりやすいとする表示を出していたが、実際の当選率は低かったという。
特定商取引法や景品表示法違反と主張
原告側は、こうした表示が特定商取引法違反(誇大広告の禁止)や景品表示法違反(優良誤認表示など)にあたると主張。「虚偽や誤導的な表示で消費者を誘い、射幸心をあおって反復購入させている」と訴えている。
利用者がくじで当てたカードは、自宅などへの発送を依頼するか、再びポイントに交換することができるが、ポイントを再び現金に換えることはできない仕組みだという。



