東京科学大病院が初の心臓移植、50代男性に 待機短縮目指す
東京科学大病院が初の心臓移植、50代男性に

東京科学大病院は6日、同病院として初の心臓移植を実施したと発表した。患者は虚血性心疾患の50代男性で、7月27日に手術を受けた。経過は順調だという。待機期間は5年4カ月に及んだ。

今後の方針

記者会見した移植医療部の藤田知之部長(心臓血管外科)は「長期間の待機は患者に不都合だ。丁寧な医療を提供し、患者を支える体制をつくりたい」と述べた。今後は実施体制を強化し、患者の待機期間短縮を目指す。

心臓移植の現状

日本臓器移植ネットワークなどによると、心臓移植の待機患者は6月時点で786人、昨年度は126例の移植が行われた。実施施設が限られるため、手術が集中すると受け入れ態勢が整わず別の病院の患者に順番を回さざるを得ないケースもある。東京科学大病院は今年7月1日に成人の心臓移植施設となった。

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