キャリアデザインセンターは7月22日、「生理と仕事について」の調査結果を公開した。調査は6月3日~9日、女の転職type会員の働く女性319名を対象にWebアンケートで実施した。
生理休暇制度「ない」が45.5%、利用経験者は8.1%
職場に生理休暇制度があるか聞いたところ、「ない」が45.5%で最多となった。「ある」は有給16.0%、無給22.6%で、合わせて38.6%だった。
生理休暇を利用したことがあるか聞いたところ、「制度がない・利用したことがない」が55.2%で最も多く、「利用したことはない/制度はあるが使っていない」(36.7%)が続いた。「よく利用する」(2.8%)と「たまに利用する」(5.3%)を合わせても、利用経験者は8.1%にとどまった。
生理休暇を利用しない理由は「無給になるのが嫌」が最多
生理休暇制度はあるが利用したことがない人に理由を聞いたところ、「欠勤扱い(無給)になるのが嫌」が23.9%で最多となった。次いで、「周りに使っている人がいない」(22.2%)、「上司に申請しづらい」(19.7%)が続いた。
約6割が「名称変更で利用しやすくなる」と回答。生理休暇が別の名称であれば利用しやすいと思うか聞いたところ、「ややそう思う」(32.3%)、「強くそう思う/名称が変われば使いたい」(28.5%)となり、合わせて60.8%が名称変更で利用しやすくなると回答した。一方、「そう思わない/名称は関係ない」は24.8%だった。
生理時の仕事パフォーマンスは「60~70%」が最多
生理時の仕事のパフォーマンスについて、平常時を100%としてどれくらいになるか聞いたところ、「60~70%」が33.2%で最多となった。次いで「40~50%」(26.9%)となり、「100%(低下しない)」は7.9%にとどまった。
約8割が生理による体調不良を我慢して働いた経験あり。生理痛などの体調不良を我慢して働いたことがあるか聞いたところ、「よくある」(48.3%)、「たまにある」(35.1%)で、合わせて83.4%となった。「あまりない」は11.6%、「まったくない」は5.0%だった。
約4割が職場に生理について相談できる相手がいない
生理による体調不良について相談・報告できる相手が職場にいるか聞いたところ、「誰にも相談・報告できない」が42.9%で最多となった。相談相手では「同僚(女性)」(39.5%)、「上司(女性)」(22.6%)が上位となり、「上司(男性)」(6.6%)、「同僚(男性)」(1.6%)は少数だった。
体調不良対策は「痛み止め・漢方薬」が6割超
女性特有の体調不良と仕事を両立させるために活用しているものを聞いたところ、「痛み止め・漢方薬」が62.7%で最多となった。続いて、「機能性の高いナプキンやタンポン」(37.0%)、「カイロなど体を温めるグッズ」(28.8%)が続いた。一方、「リモートワークやフレックスなど」は8.2%、「生理休暇制度」は4.7%にとどまり、会社の制度よりも薬やグッズによるセルフケアを活用する人が多い結果となった。



