小児がん患者の支援につなげようと、倉敷市鶴形の日本基督教団倉敷教会で2日、チャリティー活動「レモネードスタンド」が開かれた。倉敷市出身で、がんと闘った経験を持つ同志社大大学院の稲田莉子さん(23)を中心とする学生団体がレモネードを販売し、多くの人が買い求めた。
学生16人が参加
県立倉敷古城池高校2年の頃に脳腫瘍の手術を受けた稲田さんが、同志社大3年の時に「レモネードスタンドPhilia(フィリア)」を設立。今回で4回目となる。学生16人が参加し、水割りや炭酸割りのレモネードのほか、手作りの夏野菜カレーも販売した。
活動への思い
活動報告会では、稲田さんが国内で毎年2000人前後が小児がんを発症していると紹介。「自分の経験を発信し、病気と闘う子たちの希望になりたい」と活動にかける思いを述べた。
来場者の声
1歳の頃に急性リンパ性白血病を発症した長女(5)と訪れた倉敷市内の男性会社員(40)は「娘が元気になってくれて、命の重みをかみ締めている。こうした活動が励みになる」と話していた。今回の収益は、小児がん患者の治療を行う病院や患者家族の会に贈られる。



