外国ルーツの大学生、ミスコン日本代表に 多様性の美を世界へ
外国ルーツの大学生、ミスコン日本代表に 多様性の美を世界へ

「千葉サラ」の芸名で国際的なアクション俳優を目指す愛知県東浦町の大学生、千葉羽寿留(ふぁじゅる)さん(21)が、飛躍への舞台に挑んでいる。タイで開催されている国際的なミスコンテスト「ミス・グランド・インターナショナル」に日本代表として出場し、10日に結果発表が行われる。

日本語教室で後輩に夢を語る

フィリピン出身のシングルマザーに育てられた千葉さんは、自身の活躍が外国にルーツを持つ子どもたちに夢を与えることを願っている。

9月上旬、同町で開かれた市民グループ「多文化共生ひがしうら」の日本語教室に、かつて小中学生の時に通っていた千葉さんが「ミス・グランド・ジャパン」の王冠とたすきをまとって現れた。

子どもたちに伝えたメッセージ

大会で培った笑顔とウォーキングを披露した先輩の姿を、約20人の子どもたちが憧れのまなざしで見つめた。「私もここで学び、夢を持つようになった」と後輩に語りかけた千葉さん。「今の大きな夢はアクション俳優になって武道のすばらしさを世界に伝えること。みなさんもたくさん夢を持ってほしい」と呼びかけた。

恩師たちは「普通の子どもだ」と振り返るという。日本語教室での学びを経て、国際的な舞台に立つまでに成長した千葉さんの姿は、同じ境遇の子どもたちにとって大きな希望となっている。