十勝グラベル108km完走記:フラットな絶景グラベルを駆け抜ける
十勝グラベル108km完走記:フラットな絶景グラベルを駆け抜ける

北海道・十勝エリアの広大な農道やグラベルロードを舞台に開催されるライドイベント「TOKACHI ANPANTO GRAVEL(以下、十勝グラベル)」の2026年大会で、ロングコース108kmを完走した。昨年(2025年)のミドルコース60kmに続き、2回目の出場となる。

2026年大会のコース概要

2026年大会では、最長となる「北十勝ロング」108km(登坂高度769m、グラベル率46.6%)が設定された。スタート地点は「道の駅おとふけ」で、音更町→士幌町→上士幌町→鹿追町を走るコースだ。エイドステーションは4箇所設置されている。

また、「北十勝ミドル」82km(登坂高度544m、グラベル率49%)も設定され、こちらは音更町→士幌町→鹿追町を走るコースで、エイドステーションは3箇所だ。

大会当日の様子と作戦

大会前日にはウェルカムライド(27km)、翌日にはアフターライド(40km)が用意され、3日間を通して十勝観光も楽しめるプログラムとなっている。スタート&ゴール地点の「道の駅おとふけ なつぞらのふる里」にはスポンサーブースが出展し、自転車用品やウェアなどの購入も可能だった。

筆者は108kmを走り切るため、3つの「自分ルール」を設定した。一つ目は「自分のペースを維持すること」、二つ目は「エイドステーションでしっかりエネルギー補給をすること」、三つ目は「休憩を長く取りすぎないこと」だ。

エイドステーションでの補給と絶景のグラベルロード

第1エイドの「道の駅 ピア21しほろ」までは25km。ここでは十勝産の小豆で作られたオリジナルの大福とフライドポテトが振る舞われた。第2エイドの「道の駅 かみしほろ」までは約12kmと短いが、強い向かい風と深い砂利道で体力を消耗した。

第3エイド「道の駅うりまく」では冷たい蕎麦が提供され、汗をかいた身体に塩分が染み渡った。ここまでの走行距離は72km。ストレッチやヨガで身体をほぐし、リフレッシュして出発した。

第4エイド「南中音更会館」では、TOKACHI ANPANTO GRAVELオリジナルあんぱんと牛乳が振る舞われ、好評だった。

ラスト20kmの激しいアップダウンを越えてゴール

第4エイドからゴールまでの残り20kmは、最大13%の勾配を含む激しいアップダウンが続く。平坦の多いコースとはいえ、88kmの砂利道を走ってきた脚で、最後の登り坂は慎重にゆっくりとしたペースで登り切り、制限時間内にゴールゲートをくぐることができた。

今回のライドデータは、走行時間7時間44分だった。十勝グラベルは北海道を代表するグラベルライドイベントの一つで、経験者向けのロングコースだけでなく、ミドルコースやファンライドも用意されている。2027年大会の開催にも期待がかかる。