簗農水相、自民会合で追い込まれ謝罪 鈴木宗男氏の指摘受け深々と頭下げる
簗農水相、自民会合で追い込まれ謝罪 鈴木宗男氏の指摘受け

簗和生農林水産相は9日午前、自民党の会合で「予算カット」発言を巡る騒動について、冒頭のあいさつで謝罪しなかったことに一部の議員が激怒。改めて立ち上がり、深く頭を下げて謝罪する場面があった。

会合の冒頭、あいさつで謝罪なしに鈴木宗男氏が激怒

会合は、9日午前に自民党本部で開かれた「自民党農業構造転換推進委員会」。来年度から始まる新たな水田政策について、補助金の単価などを中心に議論する場で、具体的な議論はこの日にスタートした。

冒頭、簗氏は「食料安全保障を確立していく中で、必要な予算については、確実に勝ち取る、その思いで取り組んでいく」などとあいさつ。一度は、会場の自民議員の拍手で締めくくられたが、鈴木宗男参院議員が「ちょっと大臣、これ親切で言うんだけどね」と述べたうえで、「まず冒頭にお騒がせしてますだとか、しっかり説明責任を果たしてやってまいりますよと、あいさつがあってしかるべきじゃないかな」などと声を張り上げた。

簗氏、改めて謝罪「私の不徳でありまして」

これに対し簗氏は再び立ち上がり「たいへん失礼いたしました。今ですね、大変皆様方にこうした形でご迷惑とご心配をおかけしております。私の不徳でありまして、心から皆さんに、おわびを申し上げます」と謝罪。「しっかりと説明責任を果たして、農林水産業の推進に支障がないようにしっかりと対応していく。心からおわびを申し上げます。申し訳ございません」と深々と頭を下げた。

与党内にも批判や政権運営への不安

会場の議員からは「がんばれ」などの声があがったが、与党内にも簗氏への批判や今後の政権運営への不安が募っている様子がうかがえた。