国民民主党代表選、22日告示 玉木氏と橋本氏の一騎打ち 連立と党運営が焦点
国民民主党代表選22日告示 玉木氏と橋本氏の一騎打ち

国民民主党の玉木雄一郎代表の任期満了に伴う代表選が22日、告示される。令和2年9月の結党から代表を務める玉木氏と、当選2回の橋本幹彦衆院議員による一騎打ちとなる。連立政権入りも視野に入れた政府与党との向き合い方や、玉木氏個人に頼った党運営からの脱却が焦点となる。

両氏の戦略と主張

玉木、橋本両氏は22日から全国11ブロックで街頭演説や討論会を実施する。9月6日に臨時党大会を開き、所属国会議員や地方議員、党員・サポーターの投票により代表を選出する。

「自民党に代わる政権政党になる。安易に連立には入らない」——橋本氏は21日の記者会見で、代表選の争点を問われこう答えた。ときに政府与党と協調し、連立入りも取り沙汰されてきた玉木路線とは一線を画す姿勢を示した。

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玉木氏は同日の会見で「政権を担える政党にするため玉木と政治をアップデートする」と語った。

党勢の拡大と伸び悩み

国民民主は結党以来、順調に党勢を拡大してきた。当初15人だった国会議員は6年で53人に増加。衆参両院を合わせた議席数では野党第1党の地位にある。玉木氏の発信力が成長を牽引してきた。批判一辺倒の野党像を嫌い「対決より解決」を提唱。政府与党との政策協議を通じて「年収の壁」引き上げやガソリン税の暫定税率廃止などを着実に実現する手法に、現役世代を中心とした支持が集まった。

憲法や皇室、安全保障といった分野では保守的な立場を堅持し、政権運営を安定させたい自民からは連立入りの秋波が断続的に届く。ただ、足元の党勢は伸び悩みを見せている。産経新聞社とFNNの世論調査で昨年7月に13.9%に達した支持率は、今年に入り3~5%台で推移している。

橋本氏の挑戦と玉木氏の応戦

「対決より解決と言ってきたが、解決のために対決をしなければならないフェーズに入っている」——橋本氏は20日夜のインターネット番組で、共演した玉木氏を前にこう言い切った。さらに「玉木党のままでいくのか、玉木氏が政界を引退してもなお国民から信頼される党になるのかが争点だ」とも強調した。

正面切っての挑戦を受けた玉木氏は、若手の台頭を歓迎しつつ「もう少し党を大きくすることに尽力したい。幹の太い政党にして次世代に引き継ぐ」と応戦。21日の会見では「ときに玉木商店といわれてきたが、組織力の高い真の国政政党に進化させていく」と述べ、代表選を個人依存脱却の機会にする考えを示した。

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