子どもの悩みSNS相談、三重県が窓口…気軽な利用呼びかけ
子どもの悩みSNS相談 三重県が窓口…気軽な利用呼びかけ

子どもの自殺が増加傾向にある中、三重県は悩みを抱える人への相談窓口の周知を強化している。近年はLINE(ライン)などSNSを活用した相談件数が増えており、県は「学校以外にも様々な窓口がある。一人で抱え込まず、どこかにSOSを出してほしい」と呼びかけている。

県内の自殺者数と子どもの状況

県によると、県内の昨年の自殺者数は225人(概数)で、前年比で28人減った。一方、20歳未満の自殺者数は前年比7人増の16人(概数)に上り、うち10人は高校生だった。子どもの自殺は全国的に増えており、昨年自ら命を絶った全国の小中高生は過去最多となった。

SNS相談の開始と相談件数の推移

県健康推進課は従来の電話による相談体制に加え、2021年10月からはSNSを活用した若年層向けの窓口「こころつなぐSNS相談みえ」を開始。22年度に584件だった相談件数は、24年度に1071件、25年度は1486件と増加している。同課によると、口頭よりメッセージの方が気軽に相談しやすいと感じる若年層が多いことが、増加の背景にあるとみられるという。

利用方法と呼びかけ

夏休み明けの9月は、学業や人間関係の悩みが増えるとされる。同課の担当者は「自殺に関連することに限らず、メンタルの不調や人間関係の悩みなど幅広く受け付けている」と気軽な利用を呼びかけている。

こころつなぐSNS相談みえの対応時間は、午後5~10時(受け付けは午後9時半まで)。利用方法は県ホームページで確認できる。