フランス検察、ゴーン被告に禁錮4年求刑し結審…判決は来年1月予定
フランス検察、ゴーン被告に禁錮4年求刑し結審…判決は来年1月

フランスのパリの裁判所で28日、贈賄罪などに問われた日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(72)の論告求刑公判が開かれ、検察側が禁錮4年、罰金37万5000ユーロ(約6700万円)などを求刑し、結審した。判決は来年1月21日に言い渡される予定。

ゴーン被告は公判に出廷せず

レバノンで逃亡生活を続けるゴーン被告は公判に一切出廷しなかった。検察は、「ゴーン被告は責任逃れの逃避戦術を採っている」として厳罰を求めた。

違法ロビー活動への報酬支払い

検察の発表などによると、ゴーン被告は、ラシダ・ダチ前文化相(60)が欧州議会議員だった2009~13年に、欧州議会での違法なロビー活動の報酬として計90万ユーロ(約1億6000万円)を支払ったとされる。支払いは、ゴーン被告が率いた仏ルノーと日産の統括会社を通じて行われた。

ダチ氏にも求刑、判決は来年1月

検察は、収賄罪に問われているダチ氏に対しても、電子装置を装着しての2年間の監視を含む禁錮4年などを求刑した。判決は来年1月21日に言い渡される予定だ。