田川市長に浦野仁氏、31歳で県内最年少 庁舎建て替え「計画止める」
田川市長に浦野仁氏、31歳で県内最年少 庁舎建て替え「計画止める」

福岡県田川市長選で12日、新人で元学習塾経営の浦野仁氏(31)が初当選を果たした。前市長の村上卓哉氏(55)、元市長の二場公人氏(69)、前県議の佐々木允氏(45)らを破り、県内現職で最年少の市長となった。13日の記者会見で、市庁舎建て替え計画について「今の計画を止める可能性は高い」と述べ、見直しを明確にした。

セクハラ問題が発端の市長選

今回の選挙は、女性職員へのセクハラ問題で前市長が辞職したことに伴うもの。浦野氏はセクハラ対策として、市の外部に相談窓口を設け、相談しやすい環境を整える方針を示した。また、市長を含めた研修を実施し、意識共有を図る考えを明らかにした。

政治的対立の解消を目指す

選挙戦で相手候補への批判を控えた理由について、浦野氏は「田川市には政治的な分断がある。批判すれば相手の支援者にも禍根を残す。選挙後は手を携え、皆で進んでいきたい」と語った。

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石丸伸二氏との関係を問われて

広島県安芸高田市長時代に議会と対立した石丸伸二氏の下で2025年参院選を戦った経歴に不安の声があることに対し、浦野氏は「石丸さんは政治への道を作ってくれた。それ以上でも以下でもない。市政運営は全く異なるやり方でやっていく」と述べ、独自路線を強調した。

市庁舎建て替えと平成筑豊鉄道の行方

市庁舎建て替えについては、全面新築ではなく、遊休資産を活用したリノベーションや分散型庁舎を検討するとし、現計画の停止可能性が高いと明言した。廃止が決まった平成筑豊鉄道については、「もう一度、国や県に陳情し、どうにか糸口が見いだせないか、別の形で線路を文化的に残す余地がないか、多角的に考えたい」と述べ、存続の可能性を模索する姿勢を示した。

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