林芳正氏、無役に「戦わぬ政治家」変わるか 総裁選へ注目高まる
林芳正氏、無役に「戦わぬ政治家」変わるか 総裁選へ注目

9月の内閣改造で総務相を外れ、無役になった林芳正氏。外相、官房長官、総務相と、この5年ほど短い期間を除いて閣僚ポストにあった林氏が、今後どのような政治活動を展開するのか。来年秋の自民党総裁選で高市早苗首相と戦うのか、首相の座をつかむ可能性はあるのか。多くの人の関心が集まっている。

「ポスト高市」なぜ林氏だけ閣外に?

内閣改造が近づくなか、自民党議員と話すと「林さんは閣外に出るか、出ないか」という話題になっていた。気になったのは「自分から飛び出すことはないだろう」という前提で話す議員が多かったことだ。

改造を翌週に控えた9月上旬、閣僚や党幹部を務めたベテラン議員と話す機会があった。林氏の話題になり「どうするのがいいと思うか」と尋ねると、ベテラン議員は「閣外に出るべきだ」と言い切り、「今回、閣外に出なければ政治生命を失うだろう」とまで言った。

「政治生命を失う」と強い表現を使った背景

「政治生命を失う」と強い表現を使ったのは、自身の発言が記者の口を通じて林氏の耳に届くことを意識したのだろう。そこには「どうせ自分から閣外に出ることはないだろうが、林さん、本当にそれでいいのか」といういらだちのようなものが感じられた。

林氏は5月に「国力研究会」が党内で開催された際、「高市応援団」入りを希望したとされる。しかし、今回の内閣改造で閣外に追われる形となった。

林氏が「戦わぬ政治家」のイメージを変えるのか。今後の動向が注目される。